感染症のパンデミックについて

・パンデミック(pandemic)とは
直訳すると「流行・流行病」の両方を意味する言葉ですが、医学的には「伝染病による世界的な流行」を指し、インフルエンザだけでなく、コレラ・結核・梅毒・ペスト・AIDS・天然痘をはじめ、細菌感染症のマラリアもパンデミックの一つとして数えられています。
特に新興感染症(公衆衛生上で問題となるもの)、再興感染症(一時的に減少したが再度問題視されるもの)がパンデミックを起こしやすい傾向にあり、死に至る確率の高い重度の症状が多く見られることかた注意が必要とされます。

・エンデミック(endemic)とは
一定の期間、一部の地域で流行または季節的な周期を持って繰り返し発生する状況を意味し、地域流行・風土病などとも呼ばれています。
患者数の数も比較的少なく、拡大するスピードも遅いため「流行」として扱われない場合が多くあります。
このエンデミックの規模が拡大していくとアウトブレイク(outbreak)と呼ばれ、同時期にこれが発生した場合にはパンデミックと呼びます。

・エピデミック(epidemic)とは
地域流行を意味するエンデミックと似た意味を持つエピデミックですが、こちらは一定の地域で一定の期間、これまでに流行が発生していなかった地域にて通常の期待値を超えた罹患を引き起こす状況、予期せぬ感染症が発生した場合を指します。

現在、このような形で感染症の流行を区分していますが、事前に発生を予測するということに関してはまだまだ研究が必要であるとしており、日常における予防策などは個々の判断で行うことが余儀なくされています。
できるだけ健康的な生活を心掛け、身体の免疫力強化を意識していくようにしていきましょう。